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第9回妙音講(平成16年7月17日)で上演された葛の葉会の瞽女唄が聴けます。

瞽女唄gozeuta

 >   >   >  第9回長岡瞽女妙音講

妙音講は、瞽女の本尊弁天様の祭りです。毎年瞽女屋敷で旧暦3月7日に行われ、新暦で4月17日に行われました。長岡では終戦の昭和20年まで行われていました。祭りの次第は、読経のあと、御条目の朗誦があり、お斉のあとで、唄の奉納が行われました。
第9回妙音講の葛の葉会出演者は、室橋光枝・横川恵子・須藤鈴子・金川真美子・佐々木理恵です。
妙音講が開かれる唯敬寺(えいきょうじ)は長岡瞽女の瞽女頭(ごぜがしら)・山本ゴイ(五位)の菩提寺で、この縁で唯敬寺を会場に瞽女唄ネットワークが妙音講を復活しました。今回の妙音講は、巫覡盲僧学会の協賛をいただきました。録音の関係で奉納された瞽女唄の一部が割愛されております。

妙音講のわかりやすい説明はこちら

「第9回 妙音講」 瞽女唄一覧

演  目 ・ 解  説 出 演 者
門付け唄 岩室
この門付け唄「岩室」は、岩室甚句とは全く別物で、なぜ岩室というかは私もまだよく理解ができないのですが、長岡瞽女が中越地方を廻るときの専門の門付け唄です。三味線の音が非常に低く、七七七五調の都々逸風の唄でございます。男女相愛の仲を文句にして歌います。三味線の糸を緩めてジャンコジャンコジャンコと弾いて、唄の言葉の中に「イヨ」という相槌が入るので、「イヨ節」などという人もおられます。
唄:須藤鈴子・室橋光枝
岩室 を聴く
1分21秒 mp3(1.25MB)
飯坂小唄
長岡瞽女で日本で最後まで門付けをしておりましたのは、三島郡越路町の岩田ご出身の瞽女、金子セキさん、中静ミサオさん、手引きの関谷ハナさんです。昭和52年の春まで門付けをして歩いたのですが、この最後の瞽女は「岩室」もやりましたが、民謡の「鹿児島小原節」「花笠音頭」「真室川音頭」やこの「飯坂小唄」を門付けに歌っておりました。
唄:横川恵子
飯坂小唄
正月祝い口説
関東の方では口説が好きで皆さん口説を所望する、口説以外はいらないということを言った方もおられたほど。この正月祝い口説は、蚕を飼っている方が大変珍重した唄です。上州に行く瞽女さんはこの祝い口説をやらなければいけないという状況がありました。蚕棚の下にきて歌ってくれだとか、蚕に唄歌って聞かしてくれだとか、わざわざ座敷に上がって歌うこともありましたが、門付け用の祝い唄であります。
唄:横川恵子
正月祝い口説 を聴く
4分34秒 mp3(4.19MB)
祭文松坂「葛の葉子別れ(一の段)」
葛の葉子別れは、段もの、越後では祭文松坂とよんでいますが、七五調で、人によって違いますが三コトで一節とすることもできるし、九コト、六コトで一節とすることもでき、場合によっては十幾つもを一節として、間に休みを入れないで歌ってしまう人もおられます。非常に哀切な物語であります。一の段では狐狩りの時、安倍保名に助けられた狐が恩にきて、葛の葉姫に化けて、やや子まで儲ける。本物の葛の葉姫が来るので去らなければならないのだけれども、その産んだ子供を見ると、立ち去ることができない母心を切々と口説く「一の段」だけを今日はお聞きください。
唄:須藤鈴子
葛の葉子別れ(一の段) を聴く
15分16秒 mp3(14.0MB)
瞽女万歳(柱立て)
瞽女万歳は、「経文」と「柱立て」とありますが、この二つを区切らずに、一緒にやってしまうというやり方もありますが、今回は柱立てだけを演じます。金川真美子さんは高校1年生、佐々木理恵さんは中学3年生で、お二人は瞽女唄教室に最初から参加されて、当時は小学1年生と幼稚園の年長さんでした。
唄:金川真美子・佐々木理恵
瞽女万歳(柱立て) を聴く
10分28秒 mp3(9.58MB)

※「演目・解説」は、瞽女唄ネットワーク会長鈴木昭英による当日の曲目解説の抜粋です。

 


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