本文へスキップ

第12回春の瞽女唄公演(平成24年4月22日)で上演された葛の葉会の瞽女唄が聴けます。

瞽女唄gozeuta

 >   >   >  第12回春の瞽女唄公演

春の瞽女唄公演は、無形文化財小林ハルの瞽女唄を継承した竹下玲子に学んだ「越後瞽女唄・葛の葉会」の春秋年2回の定期公演の春の部です。
ここで紹介する瞽女唄は、平成24年4月22日に長岡の定宿、アトリウム長岡で開催され、「越後瞽女唄・葛の葉会」のメンバーのうち、3名が出演し、祭文松坂「石童丸」一段から三段を交替で熱唱しました。
瞽女さんの本領は段もの、口説きで、他に流行り歌、民謡などがたくさんあり、その間に常盤津、清本、新内という語り物、さらに長唄、端唄という歌い物のジャンルもあって、昔の瞽女さんは皆知っていました。今回お届けする「黒髪」は、葛の葉会では初めての演目ですが、長唄の代表的なものです。長岡瞽女の長唄、端唄は江戸のものなのですが、この「黒髪」は、京都の歌い方なので、そのあたりの違いが興味のあるところです。
この会の出演者は、室橋光枝・横川恵子・金川真美子です。

「第12回 春の瞽女唄公演」 瞽女唄一覧

演  目 ・ 解  説 出 演 者
門付け唄「岩室」
長岡瞽女が中越地方のみで門付けの時に歌った唄です。七七七五調の都々逸風の唄で、男女相愛の仲を文句にして歌います。三味線の糸を弛めてザンコザンコと低い音で唄うのが特長で、イヨと相槌が入るので「イヨ節」とも言われます。
唄:横川恵子・金川真美子
門付け唄「岩室」 を聴く
1分32秒 mp3(1.42MB)
鹿児島おはら節
鹿児島民謡。この唄は、元来日向の安久部落(宮崎県都城市)から来て、それが伊敷原良に根をおろしてヤッサ節といわれました。大正時代になって、鹿児島の一六という芸妓が歌ったので、一六節ともいわれ、その一門の新橋喜代三がこの歌を鹿児島小原節と改題して昭和9年にポリドールからデビューしたのが大ヒットとなり、全国に流行しました。瞽女も盛んに歌いました。
唄:横川恵子
鹿児島おはら節 を聴く
2分02秒 mp3(1.87MB)
祭文松坂「石童丸」
説経節では「苅萱」の名で知られる五説経のひとつです。石童丸は筑前苅萱の領主加藤左衛門繁氏の子。遁世し高野山に上った父を母とともに尋ねます。女人禁制の山で、母を麓に残して、ひとり山に登り、父に会うのですが、石童丸は父の顔を知らず、繁氏は父であることを明かさずに帰してしまいます。麓に降りてみれば、母は病死して…。
唄:室橋光枝 一の段
23分33秒 mp3(21.5MB)
唄:金川真美子 二の段
18分41秒 mp3(17.1MB)
唄:横川恵子 三の段
16分45秒 mp3(15.3MB)
長唄「黒髪」
初代桜田治助作詞、初代杵屋佐吉作曲。天明4年(1784)、江戸中村屋で初演の歌舞伎狂言「大商蛭子島」で伊藤祐親の娘辰姫の髪梳きの場面に用いられました。恋い慕う頼朝を政子に譲って、自分はひとり髪を梳きながら嫉妬の念に次第に狂おしくなるというくだりを入れた、めりやす物。
唄:金川真美子
長唄「黒髪」 を聴く
4分39秒 mp3(4.27MB)
発ち唄 伊勢音頭くずし
伊勢音頭は、三重県伊勢地方で生まれた民謡の総称で、宇治山田市の古市の盆踊り唄や川崎音頭、農村の祝儀唄が母胎といわれます。古市の遊郭で歌われ、文化(1804〜14)頃から有名になり、伊勢神宮に詣でた人たちのために神宮中心に歌われました。旅の宿へ泊めてもらったお礼に「朝立ちの唄」として歌う瞽女が多くいました。
唄:室橋光枝
伊勢音頭くずし を聴く
6分12秒 mp3(5.69MB)

 


お勧め瞽女の本
ご購入 Amazon.co.jp

<advertisement>

瞽女唄ネットワーク事務局

〒949−5332
新潟県長岡市小国町
上岩田524−1 高橋実方
電話 0258−95−2340
又は090-7269-5476(佐々木)