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第19回妙音講(平成26年5月24日)で上演された葛の葉会の瞽女唄が聴けます。

瞽女唄gozeuta

 >   >   >  第19回長岡瞽女妙音講

唯敬寺 長岡瞽女の瞽女頭・山本ゴイの住まいである大工町の「瞽女屋敷」で毎年旧暦3月7日、新暦になって4月17日に瞽女本尊弁才天を祭る妙音講が開かれました。その儀式を「瞽女唄ネットワーク」が主催して、平成8年5月、唯敬寺を会場にして50年ぶりに再現し、復活しました。
 「瞽女御条目」は、瞽女仲間に伝えられてきた巻物。瞽女の元祖は嵯峨天皇の皇女相模宮姫だとする瞽女縁起や瞽女の守るべき規約、掟などを書いた式目(条目)が書かれています。
 瞽女屋の妙音講では、唯敬寺御住職が瞽女頭山本ゴイを祭る仏壇にお経をあげてお参りし、そのあと山本ゴイとオモダチ(重立)の師匠たち4〜5人が紋付を着て、三味線を揃えて京唄(地唄)の長唄ものの「桜づくし」と「行く春」の2曲を弁天様に奉納しました。昼のお斎のあと、若い瞽女達が自慢の唄を歌って競いました。唯敬寺を会場にして復活した妙音講は「桜づくし」を奉納しています。

 今年から、時期も近いので、春の瞽女唄公演と瞽女妙音講を一つにしようということで、妙音講に一本化されました。その分、葛の葉会の皆さんの歌にもいつも以上に力が入っています。ぜひ、瞽女唄をご堪能ください。

妙音講のわかりやすい説明はこちら

「第19回 妙音講」 瞽女唄一覧(御条目朗誦付き)

演  目 ・ 解  説 出 演 者
瞽女式目
瞽女の由来と戒律や掟を記した御条目を唯敬寺三条正憲住職が格調高く謳いあげます。瞽女は由緒ある職業で、普通の農民とはちがうのだという職業の自覚を持たせるために作られたといわれています。
朗誦:三条正憲・唯敬寺住職
ご条目朗誦 を聴く
9分50秒 mp3(9.00MB)
京唄 桜づくし
この妙音講では「桜づくし」のみを奉納しています。この曲は江戸前期の地唄(上方唄・京唄)の演奏家・作曲家で長唄の創始者として江戸で活躍した佐山検校(-1694)の元禄時代の作品です。妙音講が桜の花の咲く頃行われたので、この曲が演奏されたようです。桜づくめの文句で、多様多彩な桜の名前がたくさん出てくるめでたい唄です。
唄:横川恵子・金川真美子
京唄 桜づくし を聴く
18分09秒 mp3(16.6MB)
葛の葉子別れ「三の段 四の段」
 和泉の国信太森(しのだのもり)の白狐が安倍保名(あべのやすな)と契って夫婦になり、間に出来た子が陰陽師(おんみょうじ)の安倍晴明だという伝説を脚色したもの。近世初期に浄瑠璃や歌舞伎に上演されて普及。享保19年(1734)、竹田出雲が浄瑠璃『芦屋道満大内鑑』を書いて集大成したが、瞽女唄の「葛の葉子別れ」は、これに基いて作成されている。
 保名は、信太森で白狐を助けたが、その狐が恩を感じて許婚の葛の葉に化けて保名を訪ね、夫婦になって一子をもうける。ところが、本当の葛の葉が現われるということで、[恋しくば訪ね来て見よ和泉なる信太の森の恨み葛の葉] の歌を残して立ち去る。今回はその一部の聴かせ所を語ってもらう。
唄:室橋光枝
三の段 を聴く
26分59秒 mp3(24.7MB)

唄:須藤鈴子
四の段 を聴く
17分19秒 mp3(15.8MB)
(お楽しみ葛の葉合唱団)
 唯敬寺ご住職のご発案。妙音講にお集まりの皆さんで、ご存知「葛の葉子別れ」の一節を歌ってみようという趣向。皆さん、すごく上手い!と、合唱指導の金川真美子先生。
指導:金川真美子
葛の葉子別れ を聴く
11分52秒 mp3(10.8MB)
瞽女万歳(柱建て)
 太夫と才蔵が掛け合いしながら面白おかしく正月をことほぐ。才蔵の語る駄洒落を太夫がたしなめる。江戸ではやった三河万歳の系統を引く。瞽女がよく歌ったのは、「経文」と「柱建て」。「春は万歳、夏は神楽」といわれ、年の始め、「春語り」などに語られ、家の繁栄や商売繁昌を祈った。今の漫才の原形です。
唄:横川恵子・金川真美子
瞽女万歳(柱建て) を聴く
7分34秒 mp3(6.93MB)
演目解説
 瞽女唄ネットワーク開設以来会長を務める鈴木昭英氏の名調子の解説。鈴木先生の解説を聞きたいとのご希望により、特別にその一部分を公開いたします。
 今回の解説には、大変珍しい「しょんがいな節」を会長自ら歌うという、めったに聞けない内容共に貴重な録音です。ご謹聴、ご謹聴。
話:鈴木昭英(当会会長)
演目解説 を聴く
8分07秒 mp3(7.44MB)

 


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