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第14回秋の瞽女唄公演(平成27 年10月17日)で上演された葛の葉会の瞽女唄が聴けます。

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第14回秋の瞽女唄公演

恒例 秋の瞽女唄公演のご報告です。無形文化財・故小林ハル師の瞽女唄継承グループ越後瞽女唄・葛の葉会が語ります。
■今回のメイン演目のご紹介
<石童丸>
遁世し高野山で修行する苅萱の領主加藤左衛門繁氏の子、石童丸は父を母と共に尋ねるが、そこは女人禁制。石童丸は父の顔を知らず、繁氏は父であることを明かさずに帰してしまう。麓に降りてみれば、母は病死して…
<巡礼おつる>
主君から預かった刀を盗まれ姿を消した父母に逢いたい一心で、たった九歳の少女おつるは、つらい巡礼の旅に出る。偶然立ち寄ったその家は、盗賊に身を落とした父の隠れ家だった…
■出演者は、室橋光枝・横川恵子・金川真美子です。


「第14回秋の瞽女唄公演」 瞽女唄一覧

演  目 ・ 解  説 出 演 者
「瞽女松坂」
 長岡瞽女が中越地方を夏場に門付けする時は「岩室くずし」を歌ったが、冬場は雪が深く降り積るから、戸ごとに訪問する門付け稼業は不可能である。親しくしている家や所望がある家を訪れ、部屋に上げてもらい、新年の挨拶をした後、家の幸運と繁栄を祈って、唄を歌った。これを「春語り」と称して正月2日の出初めから2月末まで続けられた。そのとき、歌われた代表的な唄がこの「瞽女松坂」。瞽女独特の、正月言祝ぎの唄である。
  「あらたまの年の初めに 筆取初めて
   よろずの宝を かきとめる」
  「わが恋は 遠山かげの あの沢の雪
   いつうちとけて ふかくなる」
唄:金川真美子
「瞽女松坂」 を聴く
3分19秒 mp3(3.05MB)
祭文松坂「巡礼おつる」
 阿波徳島の城主玉木家を勘当され、帰参を願う阿波十郎兵衛は、紛失した家宝国次の刀の議を命じられる。十郎兵衛は名を銀次郎と変えて盗賊の仲間に入り、女房お弓と共に大坂の玉造に住家を求め、日夜刀の行方を追って辛苦する。そこへやってきたのは巡礼の娘おつる。幼い時に別れた両親を捜してはるばる阿波の鳴戸から巡礼して歩いていると語る。お弓はおつるの身の上話にはっと胸を突かれます。おつるこそ故郷に残してきた我が娘だった。切々と両親への思慕を訴えるおつるに、今すぐ抱きしめたい思いにかられながらも、盗賊の罪が娘に及ぶことを恐れたお弓は親子の名乗りをすることができない。母の面影も知らぬおつるにもなぜかお弓が母のように懐かしく感じられて、このままここにおいてくれと頼むが、泣く泣くおつるを追い返す。おゆみは目を覚ましたおつるに小判を渡すが、おつるから旅のつらさを聞かされて涙にくれて、大阪への道を教える。しかし、今別れてはもう会えぬと思い直したお弓は、急いでおつるの後を追う。
唄:金川真美子
旅立ちの段 を聴く
16分00秒 mp3(14.6MB)


唄:横川恵子
巡礼唄の段 を聴く
25分40秒 mp3(23.5MB)
祭文松坂「石童丸」
 石童丸は筑前苅萱の領主加藤左衛門繁氏の子。説経節では、「苅萱」の名で知られる五説経のひとつ。繁氏は、無常を感じて、遁世し、高野山に上って苅萱道心を名乗る。父の顔を知らぬ石童丸は、母とともに高野山の父を尋ねる。女人禁制の山で、母を麓に残して、ひとり山に登り、父に会うが、繁氏は父であることを明かさずに帰してしまう。麓に降りてみれば、母は病死している。石童丸は決心して再び高野山に上って出家し、苅萱の弟子となる。のち、師弟連れ合って、諸国修行の旅に出て、信濃国善光寺に住む。二人は親子で地蔵の化身なのだという。
唄:室橋光枝
祭文松坂「石童丸」 を聴く
37分01秒 mp3(33.9MB)
出雲節「謎かけ」
「出雲節」は、出雲(島根県)で生まれた民謡が、「出雲舟唄」として船頭衆に歌われ、それが加賀・能登地方に伝わり、さらに佐渡・越後に入ってきた。佐渡では、湊や漁村で酒の座敷で歌われ、越後では「舟方節」が残っている。「謎かけ」は座敷の余興に芸妓や瞽女が好んで歌ったもの。
唄:横川恵子・金川真美子
出雲節「謎かけ」 を聴く
5分00秒 mp3(4.60MB)

 


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