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第22回妙音講(平成29年4月15日)で上演された葛の葉会の瞽女唄が聴けます。

瞽女唄gozeuta

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第22回 妙音講 平成29年4月15日(土曜日)

唯敬寺 長岡瞽女の瞽女頭・山本ゴイの住まいである大工町(現、日赤町一丁目)の瞽女屋で瞽女本尊弁才天を祭る妙音講が開かれた。その儀式を「瞽女唄ネットワーク」が再現し、平成8年5月、唯敬寺(えいきょうじ)を会場にして50年ぶりに復活した。
 かつて瞽女屋で行われた妙音講は、唯敬寺住職が瞽女頭山本ゴイの先祖を祭る仏壇にお経を上げ、参集の瞽女一同がお参りした。そのあと住職が「瞽女御条目」を読み上げるので、かしこまって聞いた。瞽女御条目には、瞽女の元祖は嵯峨天皇の皇女相模宮姫だとする瞽女縁起や、瞽女の守るべき規約、掟などを書いた式目(条目)が書かれている。それが終わればお斎(とき)となる。お斎には幾番膳も出て、みな順次席に就いて頂いた。
 お斎が終わって一段落すると、今度は紋付を着た山本ゴイや重立(おもだち)の師匠たち四、五人が前に出て三味線を揃えて京唄(地唄)の長唄もの「桜づくし」と「行く春」の二曲を歌い、弁天様に奉納した。それが終れば、若い瞽女達を中心に自慢の瞽女唄を披露し、美声を競った。
 唯敬寺を会場にして復活した今日の妙音講では、「桜づくし」だけを奉納している。この曲は、江戸前期の地唄(上方唄・京唄)の作曲家、演奏家であり、長唄の創始者でもある佐山検校(〜1694)の元禄時代の作と言われている。妙音講が桜の満開の時期に行われるので、この曲が選ばれたようである。多彩多様な桜の名が表現されており、春の盛りを謳歌するめでたい唄である。

妙音講のわかりやすい説明はこちら

「第22回 妙音講」 瞽女唄一覧

演  目 ・ 解  説 出 演 者
瞽女式目
 瞽女の由来と戒律や掟を記した御条目を唯敬寺三条正憲住職が格調高く謳いあげます。瞽女は由緒ある職業で、普通の農民とはちがうのだという職業の自覚を持たせるために作られたといわれています。
朗誦:三条正憲・唯敬寺住職
ご条目朗誦 を聴く
10分25秒 mp3(9.55MB)
京唄 桜づくし
 この妙音講では「桜づくし」のみを奉納しています。この曲は江戸前期の地唄(上方唄・京唄)の演奏家・作曲家で長唄の創始者として江戸で活躍した佐山検校(-1694)の元禄時代の作品です。妙音講が桜の花の咲く頃行われたので、この曲が演奏されたようです。桜づくめの文句で、多様多彩な桜の名前がたくさん出てくるめでたい唄です。
唄:横川恵子・金川真美子
京唄 桜づくし を聴く
19分05秒 mp3(17.4MB)
門付け唄「岩室くずし」
 長岡瞽女が地元の中越地方を旅するときに歌った門付け専用の唄。男女相愛の情を七七七五の口語文で表わした都々逸風の唄。三味線の弦をゆるめ、ジャンコジャンコジャンコと低音の調弦で早めて歌う。文句の中にイヨという合いの手が入るのでイヨ節と称する人もいた。最後の瞽女金子セキさんと中静ミサオさんは、民謡をこの曲節に合わせて門付けに歌うこともした。
唄:室橋光枝・須藤鈴子
岩室くずし を聴く
1分04秒 mp3(0.98MB)
祭文松坂「石童丸」前段・後段
 石童丸は筑前苅萱領主加藤左衛門繁氏の子。説経節では「苅萱」の名で知られる。五説経の一つ。繁氏は無常を感じて遁世し、高野山に上って苅萱道心を名乗る。父の顔を知らない石童丸は、母とともに高野山で修行する父を尋ねるが、女人禁制の山。母を麓に残して一人で登り父に会うが、繁氏は父であることを明かさずに帰してしまう。麓に下ってみれば、母は病死をしていた。石童丸は決心して再び高野山に上って出家し、苅萱の弟子となる。その後、師弟(親子)は連れ立って諸国修行の旅に出、やがて信濃国善光寺に定住する。二人は親子地蔵の化身であったとされる。
唄:室橋光枝
石童丸・前段 を聴く
19分35秒 mp3(17.9MB)

唄:須藤鈴子
石童丸・後段 を聴く
13分27秒 mp3(12.3MB)
出雲節「謎かけ」
 「出雲節」は出雲(島根県)で生まれた民謡が、「出雲舟唄」として船頭衆に歌われ、それが加賀・能登地方に伝わり、さらに佐渡・越後に入ってきたといわれる。佐渡では湊や漁村で酒の座敷で歌われ、越後では「舟方節」として残っている。「謎かけ」は座敷の余興に芸妓や瞽女が好んでうたったもの。
唄:横川恵子・金川真美子
謎かけ を聴く
4分58秒 mp3(4.55MB)

 


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